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2013年1月12日 (土)

外科医の山口孝志が小児外科医について説明する

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外科医の山口孝志が小児外科医について説明する


こんにちは、山口孝志です。

前回の続きを紹介したいと思います。

小児科外科で治療をおおなっている病気について説明します。

胃潰瘍です。

胃潰瘍と聞いて、子供にできるということがとても不思議に感じる人がときどきいますが、胃潰瘍はなにもストレスによってできるばかりではありません。

胃潰瘍はピロリ菌に感染することで、胃や十二指腸の粘膜に異常が発生してしまうことでも生じえるのです。

ストレスで発症することもあり、新生児などは生まれるときにかかるストレスで発症することも稀ではありません。

また、学童児も心因性のストレスによって発症することもあるなど、大人だけの病気ではないのです。

症状としては乳児期以下の子供の場合、吐血や下血、繰り返す嘔吐や腹痛がおこります。

学童児まで成長すると今度は上腹部に痛みを感じることがあります。

診断にはバリウムを飲んでのX線撮影および上部消化管造影検査によって胃と十二指腸の粘膜の状況を見ることで行います。

それでも見つからない場合は全身麻酔による胃カメラを利用します。

治療としては胃酸を抑える薬を用いて自然に潰瘍が再生されてくるのを待ちます。

ピロリ菌が原因となっている場合には抗生物質も同時に投与され、今後の再発がないようにします。

重度の場合には開腹しての手術なども行われることがあります。

このように小児科と言えど扱う病気は大人と全く変わらないものが多く、一見してほかの科でも治療が可能なように見えます。

ですが、胃カメラの扱い方を見ても一般成人に対して行うようなものとは違った方法を用いるなど、一般的な方法よりも特殊な方法を用います。

以上、山口孝志でした。

次回をお楽しみに。

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